腸内細菌

ダイエット法としても知られるケトジェニックダイエットですが、食事制限によってケトン体を増やすことで腸内細菌環境が変化することがわかりました。食事制限よりもケトン体そのものが、効果をもつようです。

自閉症は未だに原因がわかっていない病気です。ですが、親御さんの育て方の良し悪しで発病するものでもありません。新たな研究で、その原因が腸内細菌にある可能性が示されました。自閉症児の便をマウスに移植したところ、マウスに自閉症行動が見られたのです。自閉症の治療法は見つかるのでしょうか？

発酵食品は健康に良いと言われています。腸内細菌が免疫と関連しており、腸内環境を整えるからだと考えられますが、詳しい分子機構はわかっていません。今回発酵食品に含まれる乳酸菌の代謝物に結合する受容体がヒトの免疫細胞で見つかりました。発酵食品が健康によい理由がわかるかもしれません。

高脂肪の食生活を改めるべき理由がまた増えたようです。中国で行われた研究によると、高脂肪の食生活を続けた場合に、腸内の善玉細菌が減り、悪玉細菌が増えることがわかりました。体重にも影響したというその実験結果とは？

健康の役に立っている腸内細菌ですが、さらなる活用法が研究されています。遺伝病を治すための薬としての応用です。将来的には糖尿病やガンの治療への応用も期待できる、現在臨床試験にまで進んでいる、その治療法とは？

砂糖のとりすぎは健康に悪影響を及ぼすことはよく知られていますが、さらなる悪影響が見つかってしまったようです。糖がダイエットの敵となる新たな原因とは？

老化とともに糖尿病が増えるのは、善玉腸内細菌が減るからかもしれません。新たな研究で、老化したマウスで特定の善玉細菌が減っており、それによってインスリン抵抗性があがることがわかりました。糖尿病の改善や予防に腸内細菌が役立つかもしれません。