2019-04

薬剤を標的へと輸送することは、医療技術の大きな課題になっています。今回、磁場によって駆動する極小マイクロロボットが開発され、血管内部と同等の環境で利用可能であるかが確かめられました。薬剤を届ける技術は完成するのでしょうか。

物質はすべて原子で出来ていますが、原子の内部はスカスカです。それなのになぜ、形を見るたり、触ったりできるのでしょうか？電子同士の反発力では無い、その理由とは？

人にくすぐられるとくすぐったいのに、自分でくすぐってもくすぐったくありません。全く同じ感覚が起こっているはずなのに、一体どうしてなのでしょうか？

地上最速の動物はチーターで間違いありません。しかし、体の大きさに見合ったスピードというのもあります。小さくても速い、体長比でみたスピード最速の動物は何でしょう？

外部からの電力を使わずに、冷たい物質から熱い物質へと熱を移動させる、常識に反した装置の実験が成功しました。受動的に熱の移動を逆転させるこの装置は、熱力学の法則に反しているように見えますが、どうなんでしょう？

ナノロボットを介して脳をクラウドにつなぐ、ヒューマンブレイン・クラウドインターフェイスが提唱され、その未来の姿が予想されています。レイ・カーツワイル氏が提唱した、まるで攻殻機動隊の世界のような未来は来るのでしょうか？

ハビタブルゾーンの系外惑星には生命が存在する可能性があります。しかし、こういった惑星の環境が、恒星からの放射線爆撃によって過酷であることもわかっています。しかし、そのような過酷な環境であっても生命が誕生しうることが新たな研究でわかりました。

ついに銀河中心の超大質量ブラックホールの画像を目にする日が来ました。観測に成功したイベント・ホライズン・テレスコープとは何でしょう。研究を思いついた博士とは？今後のブラックホール研究を加速するであろう偉業を紹介します。

脳に電極を埋め込むことの負担が軽くなる技術が開発されています。Synchron社が開発したステントロードは、ステント技術を応用して、頭を切開することなく埋め込める電極です。麻痺患者を救う臨床試験が認められたこの技術の可能性とは？

恐竜絶滅の謎にせまる大発見です。アメリカのノースダコタで、恐竜絶滅の原因となった隕石衝突直後に起きた大災害の証拠となる地層とたくさんの化石が発見されました。どのような状態で見つかったのでしょうか？