宇宙生物学

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の本格稼働がはじまり、早速驚くほど鮮明で緻密な画像と、系外惑星の大気組成の分析結果が発表されました。生命が存在する可能性のある惑星の大気から、地球外生命が存在する強力な証拠が見つかるかもしれません。

単純な有機物からRNAまで合成する経路が、原始の地球に存在したものだけで、しかも単純な反応だけで起こせることが わかりました。生命は意外に簡単に生まれるのかもしれず、火星での生命発見も期待できるかもしれません。

火星ローバーの観測により、火星にはメタンがあることがわかっていますが、それが生物由来かどうかはわかっていません。新たな研究では、このメタンが放出された位置を推定していますが、そこは火星ローバーキュリオシティの近くである可能性が示されています。

地球上の過酷な極地環境にも生命はひそんで、独自の生態系を作っています。火星の地下にも、その過酷ではあるけれども生命存続可能な環境が存在しうることが研究で明らかになりました。

生命が存在する可能性のある太陽系内の場所について、ホスフィンの見つかった金星以外でのベスト4を紹介

金星の大気中に、ホスフィンと呼ばれるガスが発見され、金星に生物が存在する可能性が高まったとして注目を集めています。

太陽系には生命の存在する惑星は、今の所1つしか無いのですが、これは少ないのかもしれません。新たな研究で、ハビタブルゾーンには最大で7個の惑星が存在できる可能性が示されました。

隕石を食べて生き延び、地球に飛来した生物がいたとしたら？そんな妄想が現実になりそうな発見です。

どこかの星に地球外生命体が存在している可能性は高いものとなってきています。では、地球外生命体はどのような姿をしているのでしょうか？科学的に想像するためのヒントを見ていきましょう。

地球よりも生命に適した環境の系外惑星が、この広い宇宙には存在しうることがわかりました。観測データと最新のモデリングからわかったその系外惑星の条件とは一体何でしょう。